開催概要
[日時] | 2024年11月2日(土)3日(日) 10:00~16:00 |
[会場] | 夢メッセみやぎ 本館展示棟 展示ホールA 〒983-0001 宮城県仙台市宮城野区港3丁目1-7 |
[主催] | 文化庁 |
[共催] | 仙台市教育委員会、 全国文化財保存技術連合会 |
[後援] | 宮城県教育委員会、 NHK仙台放送局 |
選定保存技術について
国では、「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要があるものを「選定保存技術」として選定し、その技術の保持者や保存団体を認定して、技の保存・伝承を図っています。
就職支援に関する取組
会場では就職支援ブースを設置する他、各団体のお仕事相談サポーターを配置します。気になったことがあれば、ぜひこの機会にどんなことでもお尋ねください。
選定保存技術保存団体マークのご案内
1 〜38 |
会場番号 |
【ユネスコ無形文化遺産 伝統建築工匠の技】 |
実演の内容 |
体験の内容と予約 |
※写真は過年度の様子です。
本年度と内容は異なります。
選定保存技術保存団体リスト
1
国宝や重要文化財建造物の保存修理には、専門的な知識と経験を持つ技術者による設計監理を欠くことができない
(公財)文化財建造物保存技術協会
2
千数百年以上昔から連綿と受け継がれ、日本の気候風土と融合、調和して発達を遂げてきた伝統的木造建築の木工技術
(一社)日本伝統建築技術保存会
3
寺院や社殿などの歴史的建造物に施されている漆塗や彩色、金具などの装飾を、伝統技法により鮮やかに蘇らせる
(一社)社寺建造物美術保存技術協会
4
檜の皮を竹釘で打ちとめ葺き重ねる檜皮葺など、古来より連綿と受け継がれてきた我が国固有の屋根工法
(公社)全国社寺等屋根工事
技術保存会
5
茅葺き屋根の原料となる茅(ススキ、ヨシなど)を育む茅場は生物多様性の宝庫でもあり、野焼きなどによって維持されている
(一社)日本茅葺き文化協会
6
世界遺産に登録されている日光二社一寺において、彩色や漆塗のさまざまな技術を駆使し、美しく荘厳された建物を維持し続ける
(公財)日光社寺文化財保存会
7
伝統的な建築物に多く使われる本瓦葺は、優美な屋根の曲線や軒の反りと風雨への対策を兼ね備える高度な技術
(一社)日本伝統瓦技術保存会
8
茶室の古式京壁、城郭の漆喰壁など、美しさと強靭さを持つ壁には、材料の吟味、調合方法、平滑に見せる仕上げなど、熟練の技術が必要
(一社)全国文化財壁技術保存会
10
文化財建造物に使用されている装飾的な紋縁などのさまざまな様式の畳を継承するため、紋合わせなど特殊な技術の継承が必要
(一社)文化財畳技術保存会
11
絵画や書跡などを修理する技術。装潢の技術により、紙や絹など弱い材料でできている文化財が今も姿を残す。※装潢修理技術は、伝統建築以外にも絵画などの美術工芸品の修理にも用いられています。
(一社)国宝修理装潢師連盟
12
紙、木工、金工、染織、漆工など装潢修理を支える伝統技術の共通の諸問題の解決に、分野を超えて取り組む
(一社)伝統技術伝承者協会
14
江戸時代に発達した木版の技術が浮世絵を生み、ヨーロッパを夢中にさせた。江戸時代と同じ図柄を同じ方法で復刻する。
浮世絵木版画彫摺技術保存協会
16
石、水、植物が美しく配されている庭園には様々な技術が受け継がれている。伝統的日本庭園を未来に残すための技術
文化財庭園保存技術者協議会
18
書画などの美術品は、金襴や緞子といった織物を用いては掛け軸や巻物に仕立てられる。装潢修理に欠かせない織物の技術を守り伝える
(一社)文化財修理表装裂継承協会
23
文化財には日本で生産された漆が多く用いられているため、漆の木を植え、育て、塗料になるよう樹液を精製する技術。※日本産漆生産・精製は、現在、有形文化財の修理にも用いられています。
日本文化財漆協会
24
漆の木の幹に一文字に傷をつけ、傷を癒そうと木が出す樹液(生漆)をヘラで掻きとって採取する「漆掻き」。※日本産漆生産・精製は、現在、有形文化財の修理にも用いられています。
日本うるし搔き技術保存会
27
紫草の紫根や、エジプト・小アジア地方原産の紅花は、伝統的な工芸品の染色に欠くことのできない代表的な植物染料
(一財)日本民族工芸技術保存協会
29
からむしはイラクサ科の多年草で、福島県昭和村は上布用の高品質な苧麻の栽培技術を江戸時代から伝承
昭和村からむし生産技術保存協会
31
歌舞伎の数多ある演目に登場する役の衣裳は、色や柄など様々。それらを仕立て、着付け、修理し、歌舞伎の舞台を支える
歌舞伎衣裳製作修理技術保存会
32
背景を描いた書割や、岩や樹木を描いて切りだす張り物など、歌舞伎の舞台を飾る舞台装置を製作する技術
歌舞伎大道具(背景画)製作
技術保存会
33
舞台で使用する家具類、登場人物が身に着ける持ち物、更には駕籠などの乗り物など、歌舞伎に不可欠な小道具を製作する技術
歌舞伎小道具製作技術保存会
34
沖縄の古語のせりふ、琉球の音楽、所作、舞踊によって構成される、約300年の歴史がある沖縄の「組踊」の上演に欠かせない道具・衣裳をつくる技術
組踊道具・衣裳製作修理技術保存会
※今回は、都合により出展いたしません。
36
伝統楽器である「箏」と、「三味線」の棹・胴を製作する技術。適切な材を見極め、その特性や実演家の希望に応じて加工する
邦楽器製作技術保存会
37
三味線の棹と胴の仕込みから完成に至る一連の工程は、演奏のしやすさや、音の響きを左右する極めて重要な製作技術
三味線製作修理技術保存会
38
能楽の魅力のひとつである豪華な能装束は様々な染織技術を駆使して作られてきた。良質な能装束の製作技術の保存・伝承に努めていく
能装束製作技術保存会
※今回は、都合により出展いたしません。
会場内では主催者による写真および動画の撮影を行っております。 撮影した写真・動画は、記録のほかに、来年以降の「日本の技フェア」の広報媒体・印刷物・ホームページや、文化庁管轄の他の広報媒体・印刷物・ホームページ、文部科学省および文化庁の動画サイト(Youtube)などにも掲載させていただく場合がありますので、ご了承ください。
交通アクセス
高速道路仙台港北IC、または 仙台港ICから約5分
仙台駅から国道45号線経由 約36分、または 新寺~産業道路経由 約35分
JR仙石線 中野栄駅から徒歩 約20分、タクシー約5分
※展示ホール近くに無料でご利用いただける駐車場(プラザ前駐車場、第3駐車場、第1駐車場)がございます。
【お問合せ】
日本の技フェア事務局(NHKプロモーション内)
TEL:03 - 6271- 8515
(10:00~17:00/土・日・祝を除く)
※WEBサイトからのご予約が難しいお客様は、お電話でお問い合わせください。