歌舞伎小道具製作

本物を作り得る知識に加え、
役者の要望にも応えながら
舞台の効果を高める
 “小道具製作”

歌舞伎小道具製作
技術保存会

平成8年認定

〒111-0032 東京都台東区浅草6-3-4
  藤浪小道具株式会社内

小道具には、開幕時に置かれている「出道具」と、役者が持って使用する「持ち道具」に分けられます。また、小道具を「本物」と「拵え物」に分けることもできます。「東海道四谷怪談」で使用される「戸板返し」などの「仕掛物」、舞台で壊されてしまう皿などの「壊れ物」などは「拵え物」です。「拵え物」は舞台上では本物以上に効果的な働きをします。

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常盤笠  等間隔になるように⾦紙を巻きつける。
蓮蒔絵香入  表⾯のざらつきを、研ぎ炭(駿河炭)を⽤いて丁寧に研ぐ。
五鈷杵  材料を旋盤にセットし⼤体の形になるまで落としていく。
塗師屋にて、箔押しをしてもらい完成した五鈷杵。
掛軸  打ち刷⽑で浮いている箇所を叩き空気を抜く。
鷹に松(作者不明)掛軸の表装替えが完成。