植物染料(紅・紫根)生産・製造

“染料として重宝された植物” の成分を使用し、
染め分けてきた先人の技を今に活かす

(一財)日本民族工芸技術
保存協会

昭和54年認定

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2
  丸の内二重橋ビル6階

紅・紫根は、古くから日本の代表的な植物染料の一つとして、伝統工芸品・装束等の染色に欠くことのできないものです。紅花は、エジプト・小アジア地方原産で古く中国を経て日本に伝来しました。紫草は万葉集にも出てくる植物で、その根から美しい紫色の染料を作ることができます。天然の植物染料はその良さが見直され、注目されています。

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紅花畑と花摘みの様子
紅花(花びら)を水洗いした後の“花寝せ”(手前から一日目、二日目、三日目)
紅餅づくりの様子(花寝せの後、粘り気の出た花びらを団子状に丸め、更に煎餅状に整形)
天日で乾燥させ、紅餅として完成
播種後、生え揃った紫草を観察する様子
草丈65cmほどに成長した紫草
秋になり、紫根を掘り起こす様子
紫草染めの様子