能装束製作

能楽の実演に不可欠な、
舞台で着用する装束(衣装)を製作する技術

能装束製作技術保存会

令和5年認定

〒602-8292 京都市上京区今新在家町202 
(株)佐々木能衣装内

能楽の魅力のひとつである豪華な能装束(衣装)は様々な染織技術を駆使して製作されます。使用する織物の種類は様々で、金箔銀箔や色糸を使って文様を織りだす唐織、紗や絽に文様を織りだす長絹、繻子地に金箔で文様を織りだす金襴、無地のものでも畝織の大口など、それぞれに適した糸の選定をはじめ、対応するための技術と知識が必要です。織の技術以外にも、摺箔・刺繍といった加工技術、素襖、狂言の肩衣などの麻の装束は染の技術、縫製の技術も求められます。

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唐織
肩衣後
肩衣前
肩衣張
織
唐織仕立