重要無形文化財に指定されてい るさまざまな三味線音楽だけではなく、歌舞伎や文楽、舞踊などの上演にも欠かせない楽器の三味線の製作工程には、棹製作、胴製作、棹と胴の仕込み(棹と胴を組み合わせること)、革張り、仕上げがあります。
演奏のしやすさや、音の響きを左右する極めて重要な技術であり、三味線の絃を押さえる勘所の減りを修正する勘減り取りや革の張替などの修理技術も三味線を使い続けるために不可欠な技術です。木材や金属、革など異なる素材を扱い、演奏家の細かな要望に応えるために、繊細で緻密、かつ高度な技術と三味線音楽への深い知識が求められます。
三味線製作修理
三味線の棹と胴の仕込みから完成させるまでの
一連の技術と三味線の修理技術
三味線製作修理技術
保存会
令和4年認定
東京都葛飾区東四つ木 1-7-2