玉鋼製造

鉄芸術品の最高峰に位置付けられる日本刀。
“日本古来の製鉄技術で製造” されたその素材は
玉鋼と呼ばれる

(公財)日本美術刀剣
保存協会

昭和52年認定

〒130-0015 東京都墨田区横網1-12-9
  刀剣博物館内

https://www.touken.or.jp/

日本刀の製作には玉鋼が不可欠です。江戸時代以来の製鉄法(たたら吹き製鋼法)によりつくられる、刃物に最も適する純度の高い鋼が玉鋼です。たたら吹きの操業は開始から3昼夜、約70時間かかります。島根県奥出雲町の日刀保たたらで年に数回操業をし、その技術を継承しています。

文化庁 日本の技フェアイベントサイトへ

火入式風景:たたら製鉄は神事であり、操業中の安全を祈願する
木原村下の指導:村下は次世代指導も重要な仕事
渡部村下の指導:村下は大所高所からの指導が義務
順調な操業:炉内反応も良好で、ノロ(鉄滓)の出方も良好
溶岩のようなノロ:炉内反応は順調で、ノロが大量に排出される
釜壊し:人力でのみ、釜を壊す。七人がかり
炉床保護:炉床は生命線のため、来年に向けてドームを被せ保護する
たたら炭:操業で使用する木炭(高温を得るため、中を生木のまま焼く)