伝統建築工匠の技

畳製作/手織中継表製作

文化財建造物の畳の高麗縁の隣合った模様を
伸縮させながら縫い合わせる、
高度な “畳製作の技術”

(一社)文化財畳保存会

平成20年認定(畳製作)

令和5年認定(手織中継表製作)

〒604-0801 京都府京都市中京区丸太町通
堺町西入る鍵屋町66  佐竹商店内

http://bunkazai-tatami.com/

畳は世界に類を見ない日本固有の文化です。畳は稲藁を積み重ね縫い締めた畳床に「い草」を編んだ畳表を張り、絹・麻・木綿などの天然繊維の畳縁を両側に縫い付けて製作します。また畳は多様な規模や形状の部屋に合わせて畳を加工し、「高麗(こうらい)縁」や「繧繝(うんげん)縁」などといった装飾的な「紋縁」を使用し、その縁を縫い付ける場合には隣接するまたは直交する紋縁の文様を互いに合わせる「紋合わせ」が重要です。その一連の工程には高度な熟練を要します。

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畳縁縫い付け作業
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現場での仕上げ調整作業
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畳表縫い付け作業
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⾼麗縁(左より⼤紋・中紋・⼩紋)
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