伝統建築工匠の技

白川郷荻町合掌造民家集落
(世界文化遺産、岐阜県白川村)

茅採取/茅葺

万葉の時代から受け継がれてきた
茅の文化、草の力

(一社)日本茅葺き
文化協会

平成30年認定

〒300-4231 茨城県つくば市北条184

茅は茅葺き屋根をはじめ、簾や葭簀、俵などに使われ、最終的には肥料として豊かな実りをもたらし、日本人の暮らしを支えてきました。用途に応じて、茅の種類や質を選び、それを育てる茅場を野焼きなどで維持し、茅の持続的な生産をはかってきました。その茅場は生物多様性の宝庫でもあり、環境保全に大きな役割を果たしてきたのです。

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野焼き(野火つけ)   春に野焼きを行い良好な茅場を維持
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茅刈り   腕に抱えながら鎌で刈る刈り取り時期は養分が根に戻って枯れる頃、10月末〜3月頃で地域によって適期が異なる
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乾燥   刈った茅束を茅場に立てて乾燥させる
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茅で束ねた茅束
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茅葺き   乾燥して保管された茅を屋根に葺く
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戸隠(重要伝統的建造物群保存地区、長野県長野市)
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大内宿(重要伝統的建造物群保存地区、福島県下郷町)
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