掛軸や襖、屏風、冊子等に仕立てられる絵画や書跡等の文化財は、多くが紙や絹など、とても弱い材料でできています。数百年もの時を越え、貴重な文化財が今も姿を残しているのは、人々が大切に扱ってきたということだけでなく、適切な時期に定期的な修理が行われてきたからともいえます。装潢修理技術とは、これらの修理を行う技術のことを指しています。今、修理が完了した文化財も、やがて修理が必要となる日が訪れます。その日まで安全に確実に文化財を繋ぐ修理をすること、そして来るべき次の修理のときに、仕事を担ってくれる装潢師を育て続けること。それが私たちの大切な使命です。
装潢修理技術
絵画や書跡などを
最適な材料と方法で修理する技術
(一社)国宝修理
装潢師連盟
平成7年認定
〒604-8187 京都府京都市中京区
東洞院通御池下る笹屋町445番地
日宝鳥丸ビル2F 1、2号